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YAMAHA MG-M series

現在もYAMAHA MG-M(松本孝弘)シリーズが大好きと言う皆様に向けて書いたちょっとした“読み物”です。現在存在するMG-Mシリーズを皆様と一緒に遠くの未来まで連れて行きたい想いを込めて書かせて頂いてます。又、正解や参考にと書いた物では有りませんので、いいなと感じれた部分だけ自由に抜き取って貰えたらなと思います。

YAMAHA MG-MⅡG (Special“NEON-LIGHT”Graphic)

f:id:mg-m2:20191004155138j:image以前にも載せたYAMAHA MG-MⅡGですが、今回は番外編....と言うより記録も兼ねて普段からの練習用として使用してるMG-MⅡG(2号機)を載せる事にしました。

ただ以前の様な感じではなく、画像保存と雑談を目的に進めたいと思ってます。

そんな感じで2号機の話しに入ります。
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f:id:mg-m2:20191004155104j:image先ずこの2号機はシリアルNo.読みから91年製造で、知人から譲って頂いたエレキギターでもあります。

その頃からやはり使用感があり、打痕や傷、色褪せやネック焼けなどもありながらも今日まで大切に弾いて来ました。

このSpecial “NEON-LIGHT” Graphicに関しては当方の思い入れが非常に強く複数を所有してますが、結局のところ例え経年相応のコンディションであれ気に入っていれば大事にできるんだなと思えた個体でもあります。f:id:mg-m2:20191004155128j:image
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f:id:mg-m2:20191004155201j:image先ほども書いた複数の所有MG-MⅡGの中では1番に程度が悪く、部品取りの個体よりも断然劣化が進んでおります。

それも日々のギター練習で手に取る事が多いので当然といえば当然で、そのヘタリ具合と並行に何故か愛着が1番あるのも不思議だったりします。

ちなみにフレット打ち替えは未だしておらず、フィンガーボードもサテンフィニッシュながら押弦で無駄に力を入れないせいか?黒ずみも見た所ありません。
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f:id:mg-m2:20191004155110j:imageMGシリーズの殆どのモデルに言える事ですが、本当に弾き易く全体を通してエルゴノミックなボディライン、特に弾き易すさではコンター加工やネックジョイント部分が高評価です。

表面の丸み(湾曲具合)もですが、当然 裏側&側面も合わせての事だと思うので意外にも裏面も好きだったりします。

他にバックパネルのくり抜き部分からスプリングハンガー調整や弦交換も楽々なので何気に気に入ってます。
f:id:mg-m2:20191004155117j:imageピックアップは何故か所有MG-Mシリーズの中でダントツで歪みます。

同MG-MⅡGで見てもこの91年製造の個体はピックアップの質が違うのを感じれ、ピックアップ高やポールピースで音量調整をして扱い易いセッティングに。

ピックアップも長期で見た消耗品でもありますが中々ヘタリませんね。もう少し劣化によるパワーダウンで雰囲気が変わってくれると嬉しいのですが....

f:id:mg-m2:20191004155123j:imageちなみにハードウェアはYAMAHAの黒塗装なのでお馴染みのポツポツ剥がれが見れます。

ただ錆びが無いのでパッと見の劣化具合を感じずにはいれますが、アームバーはザラ付くほどの塗装剥がれで気になります。

このアームバーも運良く所有の全MG-Mシリーズに1本づつあるので付け替えが可能ですが、1番に塗装剥がれが進行し易い箇所のパーツだけに何か勿体ない気がして来ます....
f:id:mg-m2:20191004155133j:imageお気に入りのMG-MⅡG....特にこの2号機はダントツで手に取る事が多く未だ飽きの来ないエレキギターです。

練習用と聞くと “捨て” 的にも捉える事は出来ますが、全くそう言う感じではなく実際に愛着あっての事で、無意識に手に取ってしまう存在であり個体差が出るネックのフィールも馴染んで非常に弾き易いのです。

ただ20数年のエレキギターだけに劣化は進んで行く一方で、特にヴィジュアル面でのSpecial“NEON-LIGHT” Graphicの色味が抜けて行くのが本当に寂しいです。

f:id:mg-m2:20191004155144j:imageYAMAHAからリリースしてた松本孝弘モデルの中ではこのMG-MⅡGが1番好きで、本家とは違う色味とラインであってもファンに向けたグッズ的なエレキギターと言う意味で所有力を満たしてくれます。

むしろカタログや雑誌などの市販が何故か当時から好きで、違う点があっても“コレはコレ”と言う認識で本当に憧れたものです....

今では限りなく似せたシグネチャーモデルが支流となり、スペックも満足の行くギターも増える中?この90年代の作りといいますか....クオリティの追求度合いも今思えば哀愁ある域で販売するのも非常に面白くも感じます。

そんな当方は現在でもこのMG-MⅡGは憧れで、所有してるにも関わらず何故かまだ欲しい気持ちが抜けません。

カラーリングはアクも強く派手さは独特、時にファンであっても手に取り難いモデルだったりもしますが?当方はいつでも抱えていたいそんなモデルでもあったりするのです。