YAMAHA MG専用GIG BAG

1989年6月11日〜11末日、YAMAHAで『MEET THE MGフェア』が全国20カ所で開催されました。

このMEET THE MGフェアというのは松本孝弘(B’z)のMG-Mシリーズの誕生とMGシリーズの今後の展開を祝ってのイベント？だったようで、当時はセミナーやライブなども同時に行われたようです。

そして会場イベントでMGシリーズとなるMG-Mを始めMG-ⅠR／MG-ⅡR／MG-ⅡM／MG-ⅢR／MG-ⅢM／MG-Kの全7タイプのいずれかを購入すると、もれなくMG専用の “特製高級ソフトケース＆ギターストラップ” が貰えるなどの特権がありました。

つまり今回紹介するソフトケースがその実物になります。が、当方は2つ所有しておりますが何方も頂き物だったりします。ちなみに状態は時代の経過から見ればコンディションも良く綺麗な状態を保ちながら使用できてるのではないかと思いますが、やはり保管してる訳ではないので汚れもチラホラあります。

そんなMG専用の特製高級ソフトケースですが、MGシリーズ好きにはある意味コレクション的アイテムにもなりますし、当方もMG-M(松本孝弘モデル)シリーズが好きなのでそれ等のエレキギターを収納させる為に集めてます。
このMG専用ソフトケースは通常販売された付属の専用ケースとは異なる点が幾つかあります。

一目ではカラー違いに思えますが、収納部分やサイド(側面)、更にネック周辺に帯状のデザインに見立てたハンドル(とって)にヘッド形状に沿った作りなどなど色々と違いが見れます。

そもそも通常版も新品での購入、又は中古でも通常版のソフトケース付きでないと出会えない物ではありますが？基本はMGボディに模った様な異形のソフトケースで、手触りの良い柔らかいタイプだったりします。

そして先程も書いたソフトケースのサイド(側面)部分ですが、通常版とは異なりヘアライン状にデザインされたゴム素材で一周縁取り剛性感を上げてます。

もちろんサイド全体なので収納部分もマチがしっかりしてソフトケースながらクオリティを感じます。

また何と言っても全体画像から既に見えてると思いますが、斜めに走る “YAMAHA MG” のプリントロゴ付きで視覚的にMG専用と分かるのが凄く目を引きます。

更にMG専用の特製高級ソフトケースと言う事で、内側にはウール素材の様な柔らかく少し毛羽立ったフワッとした生地、それと画像では写ってませんがヘッド正面＆ボディエンドには補強と言う意味でナイロン製ではありますが縫い返してあります。

兎にも角にもソフトケースながら少し高級感がプラスされた事で所有力を満たしてくれる、そしてコレクションとしても嬉しい仕上げになってます。
最後の画像となりますが、MG-MⅢ(ZF)だけ通常版のソフトケースです。

今になって最後の1個を集めようと考え出したのですが、やはりギター本体ではなく “ソフトケースのみ” となるとなかなか見つけられません.....

もちろんこのMG-MⅡ〜MG-MⅢの3機は時代的に通常版ソフトケースなのですが、やはり専用が存在してると分かると欲しくなってしまいます。

最近もMGギター付きで売られてるのを見ましたが、ギターがメインなので価格的に厳しくなり断念しました。

....そんな感じで今回はMGはMGでもギター本体ではなく専用ソフトケースについて書いて見ました。

あまり知られる事もなく、更にコレクターズアイテムとしても貴重な物だと思うので気になる方は狙って見てはいかがでしょうか？